日本に強みがある技術を伸ばし、元気な日本を取り戻す

技術的な国際競争力が激化している中、日本が国際社会で存在感を維持するために必要なのは「日本に強みのある技術」を伸ばすことだと考えています。

 

日本経済強靭化計画(サナエノミクス)では、研究成果の有効活用や戦略的支援など長期的に支援を継続し、成長投資を促して元気な日本を目指します。

 

痛くないマンモグラフィー検査ができるようになったら

「マンモグラフィー検査は痛いから乳がん検査は受けたくない」と思っている人も多いのではないでしょうか?

 

現状では、痛みが強いマンモグラフィー検査の恐怖から乳がん検診の受診率は約40%に止まっています。もし、痛くない乳がん検診が可能になったらどれほど多くの女性が幸せになることでしょう。

 

しかし、今まで実現できなかった痛みなくマンモグラフィ検査可能な医療機器が間もなく実現されるかもしれないことをご存知でしょうか?

 

これは日本の神戸大学が研究開発した「電磁波技術」を応用したもので、すでに日本だけでなくアメリカ、中国、欧州23カ国で基本特許が成立しています。

 

また、この電磁波技術は今まで人的作業で行っていたトンネルの老朽化検査にも応用されており、私達が安心して暮らすための技術として活用されるなど、様々な分野で活躍する可能性を秘めています。

 

このように日本には世界的にも優位性が高い技術がたくさんあります。

コロナウイルスに効果的な薬が開発されたら

今もなお、猛威を振るう新型コロナウイルスによって多くの人の生活に影響が出ています。一刻も早く、コロナ渦前の生活を取り戻すため新しい薬の開発が期待されます。

 

新しい薬を開発するために欠かせないものとして「電子顕微鏡」があります。日本は最先端電子顕微鏡の分野についても優位性があります。

 

電子顕微鏡を供給できるのは世界に3社しかなく、そのうちの1社が日本企業です。コロナウイルス治療のための新薬や、現状では治療できない病気に対抗するための新薬など、私達が健康に暮らしていくための新薬研究に日本企業が大きな貢献をしています。

 

痛みがない乳がん検査や新薬開発のための最先端電子顕微鏡は、日本企業に優位性がある技術のほんの一例でしかありません。

 

日本経済強靭化計画(サナエノミクス)では、このような日本に強みがある技術に投資を促し、世界的に激化している国際競争でも優位性を保ち、日本を元気にするための取組みを推進していきます。

 

日本に強みのある技術を支援し経済成長を促す計画
  1. 痛くない乳がん検査が可能な医療技術を支援
  2. 創薬研究開発に重要な電子顕微鏡の支援
  3. 国際競争力が高い技術への支援強化